走査電子顕微鏡 SEM, JSM-6610LA(日本電子)
仕様 

加速電圧: 0.330 kV
電子銃: タングステンフィラメント
高真空モード分解能: 3.0nm30kV)、1.5nm1kV
低真空モード分解能: 4.0nm30kV
倍率: ×5300,000
試料ステージ: 大型ユーセントリック式5軸モーター駆動

 

装置について 
走査電子顕微鏡は、電子線を試料に当てて表面構造を観察する装置です。電子線が当たった領域から発生する二次電子や反射電子の信号量に応じてコントラストとして表示されます。二次電子を使った観察では、試料表面の凹凸構造など形態観察に用いられます。反射電子を利用すれば、材料や組成の違いを強調して観ることができ、特性X線を用いれば、元素分析ができるので元素毎のマップも得られます。低真空モード(10270Pa)を利用すると、非導電性試料を無蒸着で観察することもできます。