TCカレッジ令和6年度セミナー(技術・研究支援概論2)第2回講演会
「超冗長/劣駆動ロボットと総合と運動制御」(東京科学大学)(12/3)

TCカレッジでは、令和6年12月3日(火)に令和6年度セミナー(技術・研究支援概論2)第2回講演会を
オンラインにて開催いたします。
今回は、東京科学大学 工学院 機械系 教授(広報担当副理事)研究基盤戦略室長岩附信行教授から、
「超冗長/劣駆動ロボットと総合と運動制御」という題目でご講演いただきます。


 
セミナー(技術・研究支援概論2)概要

 TCカレッジでは、研究者が進める研究を真に支援し、協力して研究・教育・インフラ整備等の遂行ができる高度技術人財(技術系職員を始めとした技術者)の養成を目指し、各種プログラムを実施しています。本年度からは、プログラムの一つとして東工大の教員によるセミナーを開催致します。本セミナーでは、先生方から研究についての「生の」お話を頂戴することで、技術系職員等の研究支援に対する更なる意識の向上を図るとともに、普段の業務において新たな発見をもたらすことを目指します。


  
講演概要
 従前の,工場の中で,人と隔離されて黙々と作業するロボットから,人間の日常生活空間の中で作業するロボットが増加している.例えば,レストランで料理をサーブするロボットなどがあるが,センサで環境を検知して衝突を回避しながら移動する車輪型ロボットであり,人間並みの運動はまだまだ容易ではない.やはり制御ソフトウエアだけではなく,柔軟で複雑な運動が可能な新しい機構の開発が必要である.このために,極めて多くのアクチュエータを搭載した,多数の冗長自由度を持つ超冗長機構の総合(設計)手法と運動制御手法を開発するとともに,逆に,駆動するアクチュエータが必要な運動の自由度より少ない,本来は制御不能の劣駆動機構を弾性要素で拘束することにより,制御性と柔軟性を得る機構の構成と運動制御手法を開発してきた.本講演ではそれらの成果と課題について,概説する.
本セミナーから、今後の研究及び研究支援の参考にしていただければ幸いです。

 

日時

2024年12月3日(火) 10:00 ~ 12:00


開催方法

オンライン開催(Zoom)


参加費

無料


申込方法

事前申込ページよりお申し込みください(外部サイト(Zoom)へ移動します)