TCカレッジでは、令和6年9月9日(月)に令和6年度セミナー(技術・研究支援概論2)第1回講演会を対面・オンラインのハイブリッドで開催いたします。
TCカレッジでは、研究者が進める研究を真に支援し、協力して研究・教育・インフラ整備等の遂行ができる高度技術人財(技術系職員を始めとした技術者)の養成を目指し、各種プログラムを実施しています。本年度からは、プログラムの一つとして東工大の教員によるセミナーを開催致します。本セミナーでは、先生方から研究についての「生の」お話を頂戴することで、技術系職員等の研究支援に対する更なる意識の向上を図るとともに、普段の業務において新たな発見をもたらすことを目指します。
令和6年度第1回講演会として、東京工業大学 戦略的経営オフィス(総括理事・副学長特別補佐)TCカレッジ長の江端新吾教授から、「宇宙化学と研究基盤、そして技術人財について」という題目でご講演いただきます。
江端先生が2009年に発表した博士論文は「PresolarGrainsinPrimitiveEnstatiteChondrites.」というタイトルでした。 太陽系がどのようにして形成されたのか、隕石等の地球外物質を直接分析して解明しようとした試みです。 この時のモチベーションは、「世界初の発見」をすること。そのためには最先端の研究環境と研究基盤・技術が必要でした。最先端の研究を推進していく中で、技術職員の高度な技術に触れ、技術職員の素晴らしさを体感することができたことが、現在の私の活動に繋がっています。 本講演では、私の研究を通して出会った最先端の研究基盤・技術、そして技術人財についてご紹介し、最新の国の動向も含めた今後の展望についてお話しさせていただきます。 本セミナーから、今後の研究及び研究支援の参考にしていただければ幸いです。
2024年9月9日(月) 13:30 ~ 15:00
対面およびオンライン開催(Zoom) (対面)場所:東京工業大学 大岡山キャンパス 南3号館2階会議室1
無料
事前申込ページよりお申し込みください(外部サイト(Zoom)へ移動します)
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