目指すべきTC像
機械加工や接合加工及び設計について高度な専門技術を備えるとともに、金属・樹脂材料等の特性に関する広い知識を有することで、装置製作や部品提供を通じた多様な研究開発にコミットする。最新の工作機械やそれらを用いた設計工作技術の習得のみならず、特殊材料を使った最先端研究などへの応用展開についても深く理解し、研究者の所望の装置やそれに付随する部品等を設計、製作する。設備などの改良も含めた共同研究にも、企画と支援の両面から積極的に参画する。技術伝承にも取り組み、組織における指導的立場として活躍する。
TM認定基準(KPI, 技術・開発系の業務に携わった期間に限る)
☆必要単位数:15–21
2単位/1件(下記の2単位項目のうち「資格」とその他1項目は必須) | ||
・資格 | ・論文貢献(謝辞) | ・外部資金(科研費等)獲得 |
・技術研究会等発表(自らの発表) | ||
1単位/1件 | ||
・共著論文(筆頭著者含む) |
・外部資金(科研費等)応募 ・授業支援 ・アウトリーチ活動(主担当) ・学会等の委員 ・ |
・学会等発表 ・テクニカルレポート ・特許 ・仕様策定委員または技術審査員 |
設計製作系テクニカルコンダクター “TC”養成カリキュラム例(初級〜上級)
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | |
初級 | 共通カリキュラム (安全講習、自然科学研究機構技術研修、英語研修、論文公聴会、東工大OFC業務見学) |
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中級 |
技)旋盤基礎実習 |
技)フライス盤基礎実習 |
技)NCプログラム基礎実習 |
技)溶接加工基礎実習 |
メ)技術・研究支援概論1、他)技術・研究支援発表会、他)TCカレッジシンポジウム等、 |
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上級 |
技)旋盤応用実習 |
技)フライス盤応用実習 |
技)NCプログラム応用実習 |
技)溶接加工応用実習 |
学)技術・研究支援概論2(教員)、他)イベント(シンポジウム等)企画・運営、 |
赤字: 必修カリキュラム、 学)東工大教員が講師、 メ)機器メーカー担当者が講師、 技)東工大技術職員が講師、 他)その他カリキュラム
TC取得までの必要単位数
・単位
設計製作系のモデルケース
カリキュラム認定 |
KPI認定 |
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TC認定 40/40単位
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(初級)共通(部門認定) (5) 計5/5単位 |
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[専門] [マネジメント] 計9/9単位 |
(必須)資格 (8) 計21/15単位 |
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TC論文 (5) 計5/5単位 |
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