材料評価系TC

目指すべきTC

材料の性質や機器分析/物性評価についての広い知識を有するとともに、深い専門知識と高度な分析技術をあわせ持つことで、材料分野に関する最先端研究にコミットする。物質・材料に対する多角的視野と高い技術力で保有資源に付加価値を与える。「材料評価のワンストップ窓口」として研究者からのニーズに応えるべく、研究者や装置メーカーとの協働を進め、利用者満足度の高いサービスを提供する。中長期的な組織運営に貢献する設備投資方針の提案や次世代技術者育成にも積極的に取り組む。

コース概要

SEMとXRDを中心とした横断的な機器分析技術の習得

・材料知識を学ぶための大学および大学院講義の聴講

・分析手法提案力を身に付けるためのゼミ形式ディスカッション

・組織マネジメント力を身に付けるための動画学習

 

講義: 材料評価とそれに関する機器分析に必要な知識を身につけます。
    結晶化学(c)、微粒子科学特論、セラミックス概論、無機表面化学特論、セラミックスプロセシング、結晶とフォノン
    令和4年度以降に複数コース共通講座として導入を検討中:材料開発特論第一、材料機器分析特論、材料開発特論第二
実習: 装置類の操作・保守・製造現場の見学等を通じて、機器分析の基礎を固めます。
    SEM観察実習、 XRF分析実習、 XRD分析実習、 SEM-EDS分析実習、
    EPMA定性分析実習、分析機器メーカー製造現場訪問、中古機器バラシキャラバン隊
実践: ディスカッションや発表を通じて、機器分析による研究支援力を伸ばします。
    実践SEM観察技術概論補佐:講義の準備と観察指導を通じて、SEM観察技術力の向上を図ります。
    技術・研究支援発表会(令和4年度から実施予定で調整中):分析データをまとめ、伝える力を身に付けます。
    機器分析講究:ゼミ形式で依頼分析等に対する課題解決力を身に付けます。
    機関・分析メーカー等交換留学:最先端研究に触れて、自らの研究支援活動に繋げます。
マネジメント: 組織で活躍するために求められるビジネス知識などを学びます。
    外部マネジメントコース:「論理的に考える力」、「組織マネジメント力」、「リーダーシップ力」、
    「データ・情報分析力」などのカリキュラムを数時間程度のオンライン動画で学びます。
                
    外部資金獲得セミナー:研究資金の獲得方法や大型プロジェクトの企画/参画について学びます。

 

TM認定基準(KPI, 技術・開発系の業務に携わった期間に限る

☆必要単位数:15–22

2単位/1件(下記の2単位項目のうち2項目は必須)

・共著論文(筆頭著者含む) ・外部資金(科研費等)獲得 ・技術研究会等発表(自らの発表)

1単位/1件

・論文貢献(謝辞)
・受賞・表彰
・セミナー等受講(講習・研修)
・国内・海外研究留学
・マネジメント経験

・外部資金(科研費等)応募
・授業支援
・資格(別添掲載)
・学会等の委員
・アウトリーチ活動(主担当)
・学会等発表
・テクニカルレポート
・特許
・仕様策定委員または技術審査員

 

材料評価系テクニカルコンダクター TC”養成カリキュラム例(初級上級)

  1Q 2Q 3Q 4Q
初級 共通カリキュラム
(安全講習注1、自然科学研究機構技術研修、英語研修(初級)注1、東工大博士論文発表会聴講注1、東工大OFC業務体験)
中級

技・メ)小角X線
技・メ)分光法(UV)(1/4)
技・メ)DSC
技・メ)粉末X線
技・メ)分光法(UV)(1/4)

学)結晶構造特論
技・メ)分光法(IR)(2/4)
技・メ)TG/DTA
技・メ)走査電子顕微鏡 (SEM)
他)機器メーカー見学
技・メ)分光法(IR)(2/4)
技・メ)走査電子顕微鏡 (SEM)

学・メ)材料機器分析特論
技・メ)走査プローブ顕微鏡(SPM)
技・メ)単結晶X線構造回折装置
技・メ)分光法(蛍光/ラマン)(3/4)
他)東工大研究室見学注1
技・メ)走査プローブ顕微鏡(SPM)
技・メ)薄膜X線
技・メ)分光法(蛍光/ラマン)(3/4)

技・メ)分光法(XPS)(4/4)
技・メ)分光法(XPS)(4/4)

メ)技術・研究支援概論1、他)技術・研究支援発表会,シンポジウム1(2Q, 4Q)、他)中古機器バラシキャラバン隊、
技)装置実習(バイオ、構造解析、材料評価、設計製作、マイクロプロセス)

上級

技・メ)小角X線
技・メ)粉末X線

技・メ)熱分析応用

技・メ)走査プローブ顕微鏡
メ)走査プローブ顕微鏡
技・メ)薄膜X線

技・メ)単結晶X線構造回折装置

学)技術・研究支援概論2、他)技術・研究支援発表会,シンポジウム2(2Q, 4Q)、
他)材料評価講究、他)研究室体験、他)メーカー短期留学

赤字: 必修カリキュラム、 学)東工大教員が講師、 メ)機器メーカー担当者が講師、 技)東工大技術職員が講師、  他)その他カリキュラム
緑字: 令和6年度開講予定

注1: 他機関職員等は東工大と同等の研修・セミナー受講で単位認定とする。

 

TC取得までの必要単位数

単位

 

材料評価系のモデルケース(中堅受講者)

 

カリキュラム認定
(12単位以上)

KPI認定
(15単位以上)

TC認定

46/40単位

 

(初級)共通(部門認定)  (5)

計5/5単位

 

[専門]
(中級)機器メーカー見学  (1)

(中級)東工大研究室見学  (1)
(中級)技術・研究支援発表会,シンポジウム1  (1)
(中級)走査電子顕微鏡  (1)
(中級)中古バラシキャラバン  (1)
(上級)材料評価講究  (1)
(上級)技術・研究支援発表会,シンポジウム2  (1)
[マネジメント]
外部マネジメントコース  (2)
外部資金獲得セミナー   (1)

計10/15単位

 

[必須] (6/4)
(必須)共著論文 1件  (2)
(必須)技術研究会等発表 2件  (4)
[加点] (14/-)
(加点)論文貢献(謝辞)  (5)
(加点)セミナー等受講  (8)
(加点)仕様策定委員  (1)

計20/15-22単位

 

TC論文  (5)

計5/5単位