目指すべきTC像
所属機関の経営方針、研究戦略を十分に理解しており、先端的研究および最新の国の動向等の情報収集をもとに、各種財務データなどエビデンスを用いた分析能力に優れ、研究基盤に関する統括部局のマネジメントおよび文科省等の関連プロジェクト予算の獲得を可能とする企画力、学内外のステークホルダーと折衝するためのコミュニケーション力を有している。学内外の幅広いネットワークを有し、他機関との連携も含めたリーダーシップを発揮しながら全国の技術専門職のオピニオンリーダーとして所属機関のプレゼンスの向上に貢献できる。自らの得意分野のみならず、統括部局における全ての技術を網羅できる基礎的な知識を身につけ、広範囲の教育研究支援の総合的窓口として様々な課題に対して臨機応変に対応することができる力を有する。
TM認定基準(KPI, 技術・開発系の業務に携わった期間に限る)
☆必要単位数:15–21
2単位/1件(下記の2単位項目のうち2項目は必須) | ||
・マネジメント経験 | ・学会等の委員 | ・アウトリーチ活動(主担当) |
・外部資金(科研費等)獲得 | ・技術研究会等発表(自らの発表) | ・共著論文(筆頭著者含む) |
1単位/1件 | ||
・論文貢献(謝辞) ・授業支援 ・資格 |
・外部資金(科研費等)応募 ・特許 |
・受賞・表彰 ・仕様策定委員または技術審査員 |
マネジメント系テクニカルコンダクター “TC”養成カリキュラム例(初級〜上級)
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | |
初級 | 共通カリキュラム (安全講習、自然科学研究機構技術研修、英語研修、論文公聴会、東工大OFC業務見学) |
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中級 |
他)放送大学などの講義 |
他)外部マネジメントコース |
他)外部マネジメントコース |
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メ)技術・研究支援概論1、他)技術・研究支援発表会、他)TCカレッジシンポジウム等、他)中古機器バラシキャラバン隊、 |
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上級 |
対外ネットワーク形成プログラム(IRIS幹事会等出席)、他)イベント(シンポジウム等)企画&運営、 |
赤字: 必修カリキュラム、 学)東工大教員が講師、 メ)機器メーカー担当者が講師、 技)東工大技術職員が講師、 他)その他カリキュラム
TC取得までの必要単位数(マネジメント系TC)
・単位
マネジメント系のモデルケース
カリキュラム認定 |
KPI認定 |
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TC認定 42/40単位
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(初級)共通(部門認定) (5) 計5/5単位 |
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[専門] [マネジメント] 計10/9単位 |
(必須)学会等委員 (2) 計25/15単位
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TC論文 (5) 計5/5単位 |
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