医工系

【9-1. 中級】

9-1-1.  講義名:生物系各種光学顕微鏡(基礎)

概要:生物系各種光学顕微鏡の動作原理などの基礎知識を学習し、観察の技術を習得する。生物試料観察時の観察条件設定、注意事項等について学習する。

 

9-1-2.  講義名:旋盤実習(基礎)

概要:旋盤の特徴と注意事項等を学び、実際に操作を経験し、基礎的な旋盤作業の知識と技能の習得をする。また、工具や素材によって異なる加工条件等を理解することを目指す。

 

9-1-3.  講義名:フローサイトメーター(基礎)

概要:アナライザーの動作原理などの基礎知識を学習し、解析技術を習得する。解析時の機器感度設定、注意事項等について学習する。

 

9-1-4.  講義名:フライス盤実習(基礎)

概要:フライス盤の特徴と注意事項等を学び、実際に操作を経験し、基礎的なフライス盤作業の知識と技能を習得する。また、工具や素材によって異なる加工条件等を理解することを目指す。

 

9-1-5.  講義名:マウス・ラット実技講習

概要:岡山大学動物実験規則第32条に基づく動物実験教育訓練を受講後、マウス及びラットの取扱いについて生体を用いて講習を行う。シミュレーターを用いて動物の取扱いの練習後、生体での順化、保定、投与練習を行い、実験動物の適切な取扱い方を習得する。また、麻酔法、安楽死法についても学び、苦痛軽減の配慮について理解を深める。

 

9-1-6.  講義名:機器メーカー見学

概要:機器メーカーのラボ・工場等を訪問し最新の設備を学ぶとともに、ライフサイエンス分野における各種機器分析法の原理、有効性や限界、特徴を理解する。メーカーの技術力を直接感じ、本見学により専門的な知識を得る。

 

9-1-7.  講義名:生物系走査型電子顕微鏡(基礎)

概要:走査型電子顕微鏡の動作原理などの基礎知識を学習し、試料の機器挿入から観察、観察終了までの作業と技術を習得する。生物試料観察時の観察条件設定、注意事項等について学習する。

 

9-1-8.  講義名:3Dプリンター実習(基礎)

概要:3Dプリンターの仕組みや特徴等を学び、基礎的な3Dデータ作成を行い、実際に造形をする。基礎的な造形出力までの知識と技能を習得することを目指す。

 

9-1-9.  講義名:研究室見学

概要:大学の研究室を訪問し、その分野の最先端の研究に触れることで研究者が求めている技術や必要とするスキルを知る。

 

9-1-10. 講義名:生物系透過型電子顕微鏡(基礎)

概要:透過型電子顕微鏡の動作原理などの基礎知識を学習し、試料の機器挿入から観察、観察終了までの作業と技術を習得する。生物試料観察時の観察条件設定、注意事項などを学習する。

 

9-1-11. 講義名:生物系電子顕微鏡試料作製(基礎)

概要:電子顕微鏡における標準的な生物試料の作製方法を学習する。試料の固定から観察までに必要な一連の流れの手技を学ぶとともに、実際にサンプルを使って実習を行う。※具体的な内容については要相談

 

9-1-12. 講義名:ワイヤ放電加工実習(基礎)

概要:ワイヤ放電加工機の特徴と注意事項等を学び、実際に操作を経験し、基礎的なワイヤ放電加工の知識と技能を取得する。また、素材によって異なる加工条件等を理解することを目指す。

 

9-1-13. 講義名:医学部共同実験室施設見学

概要:共同実験室の各施設を見学する。

 

9-1-14. 講義名:共同実験室セミナー

概要:共同実験室主催の機器セミナーの聴講。

 

9-1-15. 講義名:技術・研究支援概論1

概要:セミナー形式によるメーカー研究者・開発者の技術紹介や開発秘話などを受講。普段知りえない苦労話や製品化するまでの経緯などを聴講し、自身の研究や業務と合わせ問題解決のスキルを養う。

 

9-1-16. 講義名:技術・研究支援発表会,TCカレッジシンポジウム

概要:TCカレッジ受講生が自身の業務紹介や研究支援内容を口頭で発表し、受講生間で情報共有するとともに、発表スキルの向上を目指す。シンポジウムの運営に携わり。今後のイベント開催等の参考にする。(1年目のカリキュラム)

 

9-1-17. 講義名:中古機器バラシキャラバン隊

概要:廃棄予定の設備を分解し内部まで観察し、その技術に直接触れることで装置を深く理解する。

 

 

9-2. 上級】

9-2-1.  講義名:生物系各種光学顕微鏡(応用)

概要:レーザー顕微鏡・全自動顕微鏡について、動作原理などの基礎知識を学習し、解析技術を習得する。解析時の機器感度設定、注意事項等について学習する。目的に応じて最適な結果を得るための測定や手法を習得する。機器の立ち上げ、終了や不具合等に対応できるようになる。

 

9-2-2.  講義名:旋盤実習(応用)

概要:旋盤を使用したねじ切り、テーパ加工等を実際に経験し、応用的な旋盤作業の知識と技能の習得を目指す。

 

9-2-3.  講義名:フローサイトメーター(応用)

概要:セルソーターの動作原理などの基礎知識を学習し、解析技術を習得する。解析時・分集時の機器感度設定、注意事項等について学習する。目的に応じて最適な結果を得るための測定や分集方法を習得する。機器の立ち上げ、終了や不具合等に対応できるようになる。

 

9-2-4.  講義名:フライス盤実習(応用)

概要:フライス盤を使用した複合的な操作を実際に経験し、応用的なフライス盤作業の知識と技能の習得を目指す。

 

9-2-5.  講義名:生物系走査型電子顕微鏡(応用)

概要:走査型電子顕微鏡について、二次電子像に加え、反射電子像、STEM、元素分析等の原理や観察手法を学習し、目的に応じて最適な結果を得るための測定や手法を習得する。機器の立ち上げ、終了や不具合等に対応できるようになる。

 

9-2-6.  講義名:3Dプリンター実習(応用)

概要:3Dプリンターの造形材料を学び、応用的な3Dデータ作成を行い、実際に造形をする。造形材料の特徴や性質を理解し、応用的な造形出力までの知識と技能を習得することを目指す。

 

9-2-7.  講義名:生物組織試料採取実習

概要:動物(マウス・ラット)の臓器位置・名称等、血液循環系(体循環・肺循環)、浸漬固定と灌流固定の違いなどの生物試料を採取するための基本的な解剖学の知識を学ぶ。また血管穿刺、灌流固定による血管経路確保・注入箇所の検討など、実技手技技術習得のための実習をおこなう。

 

9-2-8.  講義名:生物系透過型電子顕微鏡

概要:透過型電子顕微鏡について、ソフトウェア機能を利用した撮影手法を学習し、目的に応じて最適な結果を得るための測定や手法を習得する。機器の立ち上げ、終了や不具合等に対応できるようになる。

 

9-2-9.  講義名:ワイヤ放電加工実習(応用)

概要:ワイヤ放電加工機でのテーパ加工等を経験し、応用的なフライス盤作業の知識と技能の習得を目指す。

 

9-2-10. 講義名:生物系電子顕微鏡試料作製(応用)

概要:電子顕微鏡における様々な生物試料の作製方法を学習する。凍結割断、血管鋳型法、免疫電顕法など。※具体的な内容については要相談

 

9-2-11. 講義名:技術・研究支援概論2(教員)

概要:セミナー形式による教員の研究紹介や研究秘話などを受講する。研究の組み立て方や社会の動向などを聴講し、自身の研究や業務と合わせて問題解決のスキルを養う。

 

9-2-12. 講義名:技術・研究支援発表会,イベント企画・運営

概要:1年目のTCカレッジ受講生の業務紹介や研究支援内容の口頭発表を聴講し、受講生間で情報共有するとともに、発表に対するコメント等を与え、自身の発表スキルの向上を目指す。シンポジウムの運営に携わり、今後のイベント開催等の参考にする(2年目のカリキュラム)

 

9-2-13. 講義名:医工講究

概要:医学、工学や医工連携に関する必要な知識や技術をテーマとしてそれぞれが発表し、それらを理解、習得を目指す。研究や試料ごとにそのノウハウが異なるがより広い知識や技術の習得を目標とする。

 

9-2-14. 講義名:研究室体験

概要:協力いただける研究室への短期間の研究室体験を通じて、研究者の目的をより深く学ぶ、なぜその試料を作製するのか、なぜその測定を必要とするかなど研究の原点を理解することでより研究者・学生との距離を身近なものとする。

 

9-2-15. 講義名:メーカー短期留学

概要:協力いただけるメーカーへの短期間の留学を通じて、企業研究をより深く学ぶとともに、研究者・技術者などとの距離を身近のものとする。