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よくある質問

 よくある質問(FAQ)

Q1.申し込みはどうすればよいのでしょうか?

統合設備共用システムよりご連絡ください。申し訳ありませんが、分析業務中は電話連絡や予約なしの来室に対応できないことがありますことご理解ください。

Q2.装置を自分で操作させてもらえるのですか?

大半の装置は講習を受けて申請が許可されれば、セルフユーザーとして利用が可能です。セルフユーザーの方は利用希望時間を予約して、ご自身で装置の操作、測定ができます。なお、施設利用時間が決められておりますのでご注意ください。

Q3.セルフユーザーの講習はいつ受けられるのでしょうか?

定常的な利用が見込まれる方に対して随時行っています。統合設備共用システムよりご連絡ください。なお、セルフユーザー講習を受けた方からは、ライセンス取得装置で可能な測定についての依頼分析は基本的にお引き受けできません。

Q4.セルフの講習を受けたいのですが、試料がありません。

試料がない場合は、標準試料(溶液)や過去の分析で残った試料を使用していただいても構いません。ただし、試料固有の測定条件を用いる場合があるので、試料が準備できてからの講習をお勧めします。

Q5.試料の前処理はお願いできるのでしょうか?

(ICPの場合)
試料の調整は可能な限り受け付けておりますが、ご希望に添えない場合もございます。これは物質ごとに試料の溶解条件が千差万別であり、当部門の設備では行えない場合があるためです。
標準溶液の作製や溶液の希釈等既知の操作につきましても承ります。また、溶液調整用の設備や機具はある程度そろえておりますので、ユーザーの方にそれらの器具を使用していただくことが可能です。化学実験の設備のない研究室の方はぜひご活用ください。

(電子顕微鏡の場合)
当方の設備で対処できる試料につきましては承ります。ウルトラミクロトーム、FIB、CP、イオンミリング、粉砕、分散等が可能です。ただし、試料の種類によってはかなりの時間を要することもあるため、大至急という訳にはいかないことをご承知置きください。可能ならば観察できる状態で試料をお持ちになることをお勧めいたします。
なお、セルフユーザーに解放している試料加工装置もありますので、是非ご活用ください。

(その他の場合)
分析内容や試料に依存します。必ず担当者にご確認ください。

Q6.利用料金はいくらになるのでしょうか?

料金表をご用意してありますので、まずはこちらをご覧ください。
利用料金表
依頼内容によってかかる消耗品、分析時間の多少があるため、具体的な分析内容を明示の上でご相談ください。

Q7.校費以外からの支払いは可能でしょうか?

本学の予算コードがついていれば基本的にどの財源でも可能です(予算によって使途が決められているものもあります。あらかじめご確認ください)。ただし、3月の支払いは年度を越えて使用できる予算のみとなります。

Q8.学外からの分析依頼は可能でしょうか?

利用に関しては学内のみの研究支援サービスです。ただし、本学との共同研究、受託研究等の場合はこの限りではありません。本学の職員よりその旨ご連絡ください。

Q9.学会発表(卒論発表)があるので、至急測定して下さい。

最大限の努力はしますが、申し込み受付順に行っています。納期の確約はできかねます。

Q10.どの装置で分析すればいいのか分かりません。

まずは本ページの「どの装置を使えばよいか?」をご参照ください。当てはまらない事例については質問用紙をダウンロードして、統合設備共用システムよりご連絡ください。
当部門では対応できない内容もありますこと、あらかじめご容赦下さい。

Q11.分析部門を見学したいのですが。

見学申請書をダウンロードし、必要事項をご記入の上メールでお送りください。その際、学内申請者は教員名でお願いします。教育機関等を除き、原則として学外からの直接の見学依頼は受け付けません。見学申請の可否は当部門の運営委員会で検討します。
見学目的によってはお断りする場合がございますので、あらかじめご容赦下さい。

部門見学について

Q12.TV番組で放映する取材にご協力いただきたいのですが。

当部門からは直接回答いたしかねます。まず本学の広報へお問い合わせください。

Q13.以前セルフユーザー講習を受けたが、しばらく使わず使用方法を忘れてしまいました。

装置の担当者にご相談ください。ただし、繁忙期(12月~3月)は講習に時間を割くことが困難になります。定常的に利用するのでないならば、依頼分析をご利用ください。
当部門の装置を利用することを前提に行っている講習ですので、必要な時期を検討して、とりあえず講習を受けるということはご遠慮ください。

Q14.利用するための条件はありますか?

当部門では「m.titech.ac.jp」ドメインのメールアドレスを持っていることと、予算詳細責任者の許諾を得ることを利用条件としています。
なお、セルフでのX線関連装置(XRD、EDX、EPMA、SEM、TEM)の利用につきましては、本学エックス線障害防止管理規則に準じ、新規放射線取扱者のための教育訓練C区分の受講・登録を推奨しています。

Q15.試料を学内便で送ってよいでしょうか?

本学学内便の発送の案内( http://www.somuka.titech.ac.jp/tebiki/pdf/47.pdf ) に従い、送付可能と判断できる場合に当部門の担当者とご相談ください。
学内便で扱えない試料の受け渡しは、お手数ですが当部門にて担当と直接行うようお願いいたします。

Q16.分析部門で装置を管理してもらえるでしょうか?

学内共用機器に関する管理・支援については当部門内での審議の上で検討いたします。審議前に執られた手続きに関しては当方では関与いたしかねます。ご了承ください。

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 どの装置を使えばよいか

Q1.結晶の構造、配向性、格子定数を調べたい

XRDをご利用ください。

Q2.試料中に含まれる元素を調べたい

試料形態や濃度レンジによって以下のように選んでください。

1.固体(酸などで溶液にできる場合)または液体中の金属元素
  →ICP-OES(ppb-100ppm)、ICP-MS(ppt-1ppm)
2.溶液にできない、破壊しないで測定したい固体試料
  →XRF、SEM-EDS、EPMA
3.有機化合物の分子情報を知りたい
  →TOF-SIMS
4.固体の表面分析をしたい
  →EPMA、TOF-SIMS、AES

Q3.μmオーダーの元素分布を調べたい

EPMAをご利用ください。

Q4.ナノメートルオーダーの組成分布,ナノ領域や界面の組成や結合状態を調べたい

TEM(FE-TEM)をご利用ください。

Q5.μm~サブμmの表面形態を調べたい

SEMをご利用ください。特にサブμmの構造を調べる場合はFE-SEMをご利用ください。

Q6.多結晶体の個々の結晶粒の配向性を調べたい

mmオーダーでの配向性はX線極点図形をご利用ください。

Q7.XRDでは判別できない結晶構造の違いを調べたい

ラマン活性な物質ならラマン分光をご利用ください。

Q8.OFC分析部門に調べたい分析に該当する装置がない

本学の学内共同利用機器一覧をご利用ください。
設備共用ウェブサイト