情報系

【6-1. 中級(東工大)】

6-1-1. 講義名:情報リテラシー第一

概要:情報活用能力のうち、主に情報へのアクセスの面に焦点を絞り、(1) 世間で常識とされる一般的な知識の習得、(2) 情報を円滑に活用するための実践能力の訓練、そして (3) 本学が提供している各種学術情報の利用方法の理解ができる。また、併せて、情報化社会において責任のある個人として行動する規範を学ぶ。

 

6-1-2. 講義名:情報リテラシー第二

概要:情報リテラシー第一で情報サービスの活用能力を身につけた人を対象として、実験データを加工・処理する能力、科学技術文書の執筆能力、学術的な知識を効果的に発表するためのプレゼンテーション能力を養う。

 

6-1-3. 講義名:情報系に関する経営全般知識(ITパスポート講習会A

概要:情報技術を組織の中で活用するために、財務、法務、マーケティングなど企業活動や経営全般に関する基本的な考え方をはじめ、情報系に関連した経営戦略や業務改善・問題解決手法までなどの基本的な考え方や特徴などを学ぶ。

 

6-1-4. 講義名:機器メーカー見学

概要:機器メーカーのラボ・工場等を訪問し最新の設備を学ぶとともに、メーカーの技術力を直接感じ、また本見学から専門的かつ詳細な知識を得る。

 

6-1-5. 講義名:コンピュータサイエンス第一

概要:コンピュータサイエンスは、我々がやりたいこと、分析したいことを、いかにして「計算」という形で表し、コンピュータで実行できるようにするか、を研究する学問である。本講義では、「計算」という見方で物事を分析する手法の基礎となる考え方や技術を学ぶ。

 

6-1-6. 講義名:情報系の開発管理基礎(ITパスポート講習会B

概要:システム開発のプロセスや見積方法、また開発技術を含めながら、失敗しないためのプロジェクトマネジメントやサービスマネジメントなどの情報系の管理に関する基本的な考え方や特徴などを学ぶ。

 

6-1-7. 講義名:研究室見学

概要:大学の研究室を訪問し、その分野の最先端の研究に触れることで研究者が求めている技術や必要とするスキルを知る。

 

6-1-8. 講義名:外部マネジメントコース等の受講内容発表

概要:マネジメント単位のカリキュラム取得における外部マネジメントコース等の受講内容を発表する。

 

6-1-9. 講義名:コンピュータサイエンス第二

概要:アルゴリズム、計算量、数値計算、シミュレーション、暗号などコンピュータサイエンスにおける重要なテーマの中からクラスごとに3個程度の課題を設定する。各課題に対して理論的な解析とコンピュータによる実験およびプログラミング演習を行い、コンピュータサイエンスの基礎的な知識と技術を学ぶ。

 

6-1-10. 講義名:情報系技術基礎(ITパスポート講習会C

概要:情報系に関する基礎的な知識となる理論、アルゴリズムとプログラミング、コンピュータとネットワーク等に関する技術要素について、基本的な考え方や特徴などの知識を再確認する。

 

6-1-11. 講義名:技術・研究支援概論1

概要:セミナー形式によるメーカー研究者・開発者の技術紹介や開発秘話などを受講。普段知りえない苦労話や製品化するまでの経緯などを聴講し、自身の研究や業務と合わせ問題解決のスキルを養う。

 

6-1-12. 講義名:技術・研究支援発表会,TCカレッジシンポジウム

概要:TCカレッジ受講生が自身の業務紹介や研究支援内容を口頭で発表し、受講生間で情報共有するとともに、発表スキルの向上を目指す。シンポジウムの運営に携わり、今後のイベント開催等の参考にする。(1年目の受講カリキュラム)

 

6-1-13. 講義名:中古機器バラシキャラバン隊

概要:廃棄予定の設備を分解し内部まで観察し、その技術に直接触れることで装置を深く理解する。

 

6-1-14. 講義名:展示会見学(interop等) 

概要:IT技術とエレクトロニクス、ネットワーク・インフラストラクチャー技術・製品などの関連する展示会に参加し、IT技術、情報ネットワークに関する最新の技術と市場の動向に関する知識を得ることを目的とする。

 

 

【6-2. 上級(東工大)】

6-2-1. 講義名:サーバ構築運用技術(1) 

概要:学術情報基盤の技術職員として必要となるサーバ構築運用技術について、Linuxのインストールから、基本的なコマンド、ファイルやアクセス権限、ネットワークやセキュリティ設定、またバックアップやリストアなどのメンテナンス作業など基礎的な知識を学ぶ。

 

6-2-2. 講義名:サーバ構築運用技術(2) 

概要:学術情報基盤の技術職員として必要となるサーバ構築運用技術について、必要となる各種サーバの構築を行いながら、仮想化やクラスタリング、インフラストラクチャ管理プロセスなどの知識を学ぶ。

 

6-2-3. 講義名:専門技術外部研修

概要:学術情報基盤の技術職員として必要となる基礎技術の他に、今後必要なスキルとなる領域を選択し、外部研修を受講することによりさらなる専門的な知識を習得する。具体的には、受講者の希望(データサイエンティスト、アジャイル開発とその進め方、IoT技術、セキュリティ技術など)を情報系コース担当者と相談した上で適した研修を受講する。

 

6-2-4. 講義名:ネットワーク構築運用技術(1)

概要:学術情報基盤の技術職員として必要となるネットワーク構築運用技術について、コンピュータネットワークの基礎とTCP/IPモデルとOSI参照モデルの各層、またアドレス変換などの基本的な考え方や特徴などを学ぶ。

 

6-2-5. 講義名:ネットワーク構築運用技術(2) 

概要:学術情報基盤の技術職員として必要となるネットワーク構築運用技術について、ネットワークシミュレーションツールを用い、実際にネットワーク機器の操作とネットワークの構築を行う。また無線LANについても学ぶ。

 

6-2-6.  講義名:3Dモデリング技術

概要:現在、情報分野は全ての基盤となりつつある。そのため、学術情報基盤以外の専門技術(AR/VR、大規模データ管理等)を希望する受講者のために、本講義を用意している。受講者の希望を情報系コース担当者と相談した上で適した研修を受講する。また、内容によってこの講義は他コースとの合同開催になる場合もある。

 

6-2-7. 講義名:技術・研究支援概論2

概要:セミナー形式による教員の研究紹介や研究秘話などを受講する。研究の組み立て方や社会の動向などを聴講し、自身の研究や業務と合わせ問題解決のスキルを養う。

 

6-2-8. 講義名:技術・研究支援発表会,イベント企画・運営

概要:1年目のTCカレッジ受講生の業務紹介や研究支援内容の口頭発表を聴講し、受講生間で情報共有するとともに、発表に対するコメント等を与え、自身の発表スキルの向上を目指す。シンポジウムの運営に携わり、今後のイベント開催等の参考にする。(2年目の受講カリキュラム)

 

6-2-9. 講義名:情報講究

概要:(研究室系)研究室にて取り組んでいる研究テーマに対して、技術職員の知識や技術力を活用することにより、技術職員の提案力や課題解決能力を向上させることを目的とする。研究に携わる教員・学生と討論し、研究の技術支援内容や貢献等についてスライドにまとめて、レポート提出する。
(業務系)組織の業務や情報システム等の課題に対して、技術職員の知識や技術力を活用することにより、技術職員の提案力や課題解決を向上させることを目的とする。スライドにまとめて、たがいに発表しあい、ディスカッションをし、知識や技術力を深める。

 

6-2-10. 講義名:研究室体験

概要:協力いただける研究室への短期間の研究室体験を通じて、研究者の目的をより深く学ぶ。なぜその試料を作成するのか、なぜその測定を必要とするかなど研究の原点を理解することでより研究者・学生との距離を身近なものとする。

 

6-2-11. 講義名:メーカー短期留学

概要:協力いただけるメーカーへの短期間の留学を通じて、企業研究をより深く学ぶとともに、研究者・技術者などとの距離を身近なものとする。

 

6-2-12. 講義名:学外研修(NII等)

概要:国立情報学研究所(NII)、⽂部科学省関係機関など、学外組織が開催する研修、セミナー等に参加し、教育機関における情報技術やサービスに関する知識の習得と、人脈の開拓、情報に関するコミュニケーションスキルの向上を目指す。

 

 

【6-3. 中級(山口大)】

6-3-1. 講義名:技術支援のためのWebプログラミング(対象:山口大職員)

概要:情報系技術職員として、Webシステムの開発に多く使用されているPHP言語を学習し、技術支援に寄与できるスキルを学ぶ。

 

6-3-2. 講義名:情報ネットワーク基礎(対象:山口大職員)

概要:情報系技術職員として、ローカルエリアネットワークを構築するために必要になる技術を理解し、作成から各種の脅威への対処方法などを学習し、技術支援に寄与できるスキルを学ぶ。情報ネットワーク実践と同一クォータに受講すること。

 

6-3-3. 講義名:情報ネットワーク実践(対象:山口大職員)

概要:情報系技術職員として、ローカルエリアネットワークを構築するために必要になる技術を基に、実践的な構築技術を学習し、技術支援に寄与できるスキルを学ぶ。情報ネットワーク基礎と同一クォータに受講すること。

 

 

【6-4. 上級(山口大)】

6-4-1. 講義名:技術支援のためのデータベース設計(対象:山口大職員)

概要:情報系技術職員として、Webシステム構築に必要なデータベースの設計方法を理解し、技術支援に寄与できるスキルを学ぶ。

 

6-4-2. 講義名:情報セキュリティ基礎(対象:山口大職員)

概要:情報系技術職員として、情報セキュリティについて必要となるセキュリティ対策の基礎を学習し、技術支援に寄与できるスキルを学ぶ。情報セキュリティ実践と同一クォータに受講すること。

 

6-4-3. 講義名:情報セキュリティ実践(対象:山口大職員)

概要:情報系技術職員として、情報セキュリティについて必要となる知識を生かした実践的なセキュリティ対策方法を学習し、技術支援に寄与できるスキルを学ぶ。情報セキュリティ基礎と同一クォータに受講すること。